抜かない矯正治療

 私が床矯正治療を始めた経緯

「自分の子供にできない治療はしない」
これは私の臨床での信条です。

一般的な矯正治療は永久歯が生え揃ってから永久歯4本を抜き、その隙間をワイヤーで閉め込んで並べるという方法です。

「もし、自分の子供の歯並びが悪くなったとき、永久歯4本を自らの手で抜歯できるか?」と自問自答したときに他の治療法はないのか?歯並びは悪くなるのは仕方がないことで予防法はないのか?疑問がでてきました。今までそのような方法を聞いたことも教わったこともないからです。
もちろん我が子の永久歯を4本も抜くなんてことは絶対できません!
そこで出会ったのが
「床矯正」でした。




床矯正とは?

取り外しのできる装置で成長不全の顎を拡げる矯正治療のことです
基本的に永久歯の抜歯はしませんが、成長期に限局した治療法なので治療期間は限られます






歯並びが悪くなる原因

歯並びが悪くなる原因は遺伝が原因とは限りません。
むしろ、遺伝が原因であることは少なく、なにげない普段の習癖が不正咬合の原因であることがほとんどです。
それは姿勢であったり、舌の位置であったり、筋肉の使い方であったりと様々ですが、ほっといて正常に治ることは少ないのが現実です。
また悪い癖は成長期の顔面の発育を妨げて、
顔つきさえも変えてしまいます。
幼少期は気にならなかった不調和も成長期が終わるころ、大きく目立ってしまうことも珍しくありません。
気をつけてさえいれば「良い顔」に育つのに、子供のちょっとした悪習癖が
一生の顔を決定することもあります。
歯列不正は見た目だけの問題だけでなく、顎骨の変形、虫歯、歯周病、顎関節症の原因となります。

また、最近では胎児期での特定の栄養素不足が不正咬合の原因となることもわかってきています。妊娠中の母体の栄養管理も歯並びの大事な要素となっています。

 矯正治療の時期について

反対咬合は3歳から、前歯の不揃い(叢生)は小学校1,2年生に始めています。

顔の成長は6歳で80%完成します。永久歯も6歳に生えてきます。
6歳の時点で不正咬合を発見したなら、10歳までに治すべきです。
床矯正治療は残されたわずかな成長期を利用しています。
10歳には成長のスパートが落ち着き、永久歯の生え変わりが増え、不安定な状態になります。この場合は通常のワイヤーを使用した抜歯矯正があっています


矯正治療の料金について

まずは相談に来てください。
一般的に、矯正治療は100万円ぐらいかかり治療に数年必要だと覚悟されてくる方もいらっしゃいますが、成長期の矯正治療では短い期間で費用も少ないので経済的にも心身にもローインパクトです。

 床矯正の治療の対象は「歯並び」だけ?

床矯正治療の対象は「歯並び」だけではありません。
呼吸法の改善・口呼吸も治療対象です。
口呼吸は口輪筋の減退・低位舌の誘因です。
アトピーの改善も間接的に治療対象です。
床矯正治療の目的は患者さんの免疫の向上です。
リンパ・血液が活性化されればニキビも治ります。
への字の口唇や肥厚した口唇も改善します。

矯正治療が必要な子は姿勢が悪いことも挙げられます。
悪い姿勢は背骨のゆがみからも解消され呼吸器、循環器、消化器など内臓の機能も低下していき内科的疾患に繋がることもあります
 大切な筋機能トレーニング

まずは歯並びを悪くした原因である悪習癖の改善や、筋機能トレーニング(MFT)が必要です
これが本当に必要な矯正治療です。

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