思考停止の祟り

歯ぎしりの恐怖は、いつもお伝えしている通りです。
中には「大したことない」と思っている人もいて、説明しても「ハイハイ」ってな感じです。

今回の症例の方もその一人。
「00さんは歯ぎしり・噛みしめしているから、このようにしてくださいね!」
と説明したのですが、
信じてもらえず、「してないし、前の医院でも言われていない」と言われた方ですが、
ある日あるとき、「歯が割れた!痛い!」と飛び込んできました。

割れていますよね。
「せんべいで割れた」といいます。
よっぽど硬いせんべいなんでしょうね。
とりあえず、プラプラを麻酔をして撤去。

日を改めてレジンで修復しました。(奥から2番目の歯です)
患者さんは喜んでいましたけど、最後まで歯が割れた原因を「歯ぎしり・噛みしめ」ではなく「せんべい」が原因だと訴えていました。
素直に人の話に耳を傾けないのは何かの呪いなんでしょうか?
最近そんな人が多いです。

歯ぎしりの原因は「夜間低血糖」です。
教科書に載っていないことを知ろうとしない人が多いので、
同業者でも歯ぎしりの原因を「骨格」「ストレス」「歯並び」と信じて疑いません。
どうでもいいことですけど、なんで疑問に思わないのかな?
この問題だけでなく、教科書に書いてあることや世間一般に言われていることを宗教のように信じて疑わない人が多いです。
新聞に書いてあることを信じている人も多いですが、私は新聞に本当の真実が書いてあるなんて思っていません。
ピュアな人が多いのではなく、考えない人が多いのだと思います。

 

 

 

でたらめ情報ばかりで怒っています!{{{p(●`□´●)q}}}

今日は怒りの投稿です。

何で、こんなにも歯科の正しい情報が伝わっていないんでしょうね。
もっと言うと、一本の歯に対する価値観があまりにも低すぎる。

海外は逆!
口腔の健康が先です。

歯科に限らず、健康知識ってめちゃくちゃですね。

特に歯科は間違った情報が訂正されることもなく、間違ったまま認識されている気がします。

例えばですよ。
治療した銀歯の下に虫歯が見つかると
「前の先生が手を抜いて、虫歯の取り残しがあったんですね!」
という会話になりますが、

歯科医を悪徳業者か何かと思っているのでしょうか?

よくあることなのに、訂正されないのかよく聞く言葉。

歯の構造を知っていれば、そんな会話にはなりません。
「虫歯を取り除いても、細菌までは取り除くことはできません」
歯の構造的に、感染歯質を取り除いても細菌を取り除くことはできません。
歯の質は目では見えない穴だらけで、その穴に虫歯菌が入り込んでいます。
だから虫歯をキレイに削り取っても一見健全な歯質には虫歯菌が残っている可能性が高いんです。


そんな話聞いたことがない?
おかしいね、なぜこんなにも正しい情報が伝わっていないんだろう?
ココがきちんと伝わっていれば、変な誤解も生まれないのにね。

しっかり説明するので、しっかり理解してほしい。
歯の質は3層構造です。

1、歯の表面のエナメル質
2、エナメル質の下にある象牙質
3、歯の中央にある歯髄(神経)

この3つです。

問題はエナメル質の下にある象牙質にあります。
象牙質は象牙細管とよばれる穴が無数に空いています。

顕微鏡で見ると・・・
ほら!
 
考え方としては
象牙質が穴だらけなのではなく、
象牙質自体がストローの様なチューブの集合体なんです。

このチューブの中に虫歯菌が潜んでいたらどうします?
見えないし、わからないですよね!

だから、虫歯を「取り残した」のではなく、
虫歯菌が「取り残された」のです。

虫歯菌は歯を取り囲むバリアーのようなエナメル質を破壊して、象牙質まで達したときには象牙細管の中は細菌だらけになります。

そして通常の方法では象牙細管内部に侵入した細菌は、殺菌除菌はできません。 

だから「ドックベストセメント治療」なんです。
象牙細管に侵入した細菌を殺菌できるからね。

 

 

 

 

さて、事情があり保険治療しか選択できない人が増えてきています。

やむを得ず削る治療を選択するしかありません。

赤く染めだしたところが虫歯です。
でも、虫歯を染めてもそんなのは目分量です。
本当に細菌感染のある部位を除去できたかなんて誰にもわかりません。

ここまで、丁寧にしても象牙細管に細菌が浸透しているんだろうな・・・

保険診療ならここで金属の型取りです。
いっぱい削って、金属の型をとってもいいという患者さんの了承済みです。

だ・け・ど・・
結局詰めちゃった!
こっちの方が早いし・・・
でも、もう二度とやりません。

 

行くべき場所、進むべき道は見えていますか?

クリス岡崎さんを御存知ですか?

私が尊敬するメンターのひとりです。
最近LINEでのやりとりでクリスさんからこんな言葉を頂きました。

Clearity is Power。
明快さは力 
目的地を忘れてぐるぐる同じ所をさまよったり、私たちは、望む結果がよくわかっていないのに闇雲に進んでいる事がある。
明快さは力、行くべき場所がわかったとたんに、霧が晴れて進むべき道が見えてくるだろう。

過去に私は歯科医師として日々の診療に疑問や悩みを持ち、方向性を失いかけたときにクリスさんと出逢いました。
その後小峰先生を始め多くの先生達と出逢い、治療一辺倒のスタイルを止めることになりました。

目の前の霧が晴れた私には、明快な目標設定ができました。
それは「虫歯と歯周病の撲滅」です。
虫歯と歯周病の撲滅なんて、そんなの無理に決まっていると笑われそうですが、多くの先生から学んだことを組み合わせると、実は不可能でも何でもないんですね。
誰もやらないことに挑むファーストペンギンにこそ価値があります。

みなさんはお仕事や自分の人生に、明確な目標設定をもっていますか?
周りの人の行動や言葉に惑わされて、本当の自分を見失っていませんか?
業界の悪い慣習も、慣れることで精神の均衡を保っていませんか?
人生は勇気の連続です。
勇気をもって行動しなければ、何も報われることはありません。
何もかもあきらめて生きていく事に耐えられないのなら、日常を変える勇気を出してみましょう!

 

「今日の診療」
私のブログでは何度も「歯ぎしり・噛みしめ」の危険性を訴えてきましたし、
「歯ぎしり・噛みしめ」の原因も述べてきましたよね。(3月3日のブログを読んで下さい)
「虫歯と歯周病の撲滅」を目標にしているのなら「歯ぎしり・噛みしめ」の力をコントロールすることが必要です。特に夜間の歯ぎしりの力は凄まじいものがあります!
歯が欠ける、割れるなどの他に神経が死んでしまうこともあります。

・このレントゲンでは根の先が黒くなっていますね。
神経が死んでいると、この様に写ります。

あけてみると・・・
歯の中央に見えるのは歯肉です。神経が死んで歯の内部が溶けてしまったんです。

状態は悪いけどやれるべきことはやります。
根の先の黒い部分が小さくなってきました。

後は詰めていきます。

こうやって樹脂を詰めています。

価値観や信じるものは人それぞれですので、誰の考えが良くて誰が悪いなんてことは言いません。
私の場合は、型取りをしてセメントでつける合着よりも、接着の方が予後が良いと信じています。
だから訓練を積んで、こういうことができるようになりました。

20分で治療終了! やれやれです。

どうでしたか?
まさか「歯ぎしり・噛みしめ」でこんな深刻なことが起こるなんて知らないでしょ?
原因は「糖質」です。
糖質の過剰摂取によるグルコーススパイクの過程でおこるのが「歯ぎしり・噛みしめ」です。
ここまで言えば、あなたはどうすれば「歯ぎしり・噛みしめ」が予防できるか理解できましたよね?
知ったうえで、行動を起こすか起こさないかは本人次第です。
行動を起こすには勇気が必要です。
勇気を出すには、あなたに「明快な目的や目標設定」が必要になります。

だから、

Clearity is Power。
明快さは力 

なのです。

 

 

 

 

 

削らない歯科の「価値観」のお話

これを読んでくれている皆さんは、お仕事をしている社会人の方が多いと思います。
どんな仕事でもマーケテイングとセールスがありますよね。

マーケティングは価値観とイコールです。
医療機関も実はマーケテイングがあるんですよ。
私の医院のマーケティング(価値観)は、
「なるべく削らない・なるべく抜かない・虫歯と歯周病にならない方法を知ってもらう」
です。

この様に医療機関により価値観は違うのです。
あなたは医療機関に行くときに自分の健康の価値観と医療機関の価値観と合っているかどうかを知る必要性があります。

そこで「あなたが何を目的に医療機関に行くのか」ということですが、その答えがあなたの健康の価値観なのです。だからあなたの価値観にピッタリあった医療機関に行くべきです。
では、簡単な質問をします。
この質問であなたが行くべき医療機関がわかります。

質問、下の1と2あなたはどのタイプですか?
1、治療だけ受ければ特に問題なし。治療の種類やその他の説明は必要はない。
2、治療の種類の説明があり、健康増進や病気にならない知恵を授かりに行く。

1を選んだ方は一般的な保険診療をすすめる医院を選べばいいでしょう。あなたの願いをきいてくれます
2を選んだ方は保険診療の枠を超えて勉強をしている先生を選んでください。
今はネットの時代ですのでHPで確認することができますし、ブログは先生の本音が強く出ているので判断着きやすいかもしれません。

医師にもいろいろなタイプがいます。
・あまり勉強しない先生
・いつも勉強して学びを深めている先生
この辺は他の会社員とかと同じです。

でもね、勉強をしていくと自分の信じていた治療や理念に疑問が出たりするんですよ。
「おかしくないか?」って。
慣れて麻痺している先生には響くことはないけど、学びを深めていくと自分の仕事の矛盾に苦しみます。

私の場合は
・歯は削ると悪くなるのに、削らないと虫歯治療ができない!
・神経を取ると歯の寿命が極端に短くなるのに、神経を取る選択肢しか見当たらない!
・歯ぎしりはストレスだというけれど、
 戦争もない平和な日本なのに本当にストレスが原因で歯ぎしりをするのか?
・日本人は歯ブラシを一生懸命する国民なのに、なぜ虫歯が多いのだろう?
・アマゾンの奥地に住んでいる人や昔のモンゴル人やエスキモー人は、
 虫歯も歯周病も不正咬合も無く病気さえもほとんどなかったのに、
 なぜ現代人は全員病人なんだろう?
・なぜ、必要のない薬を使うのだろう?
・なぜ保険診療は対症療法だけなんだろう?
・年間の医療費が40兆円を超しているのになぜ誰も気にしないのだろう?
などなど、挙げたらきりがありませんでした。

これらを知りたい、学びたいとなると大学の勉強では不可能になってきます。
つまり既存の勉強法では到底たどり着くことができません。

しかし、この答えを知っていたらどうでしょう?
この知恵を共有できれば、あなたはこの先虫歯歯周病に悩むことは無くなります。

自分のタイプをよく知ることで行くべき医療機関を選んでくださいね。
そうでないと時間の無駄になりますよ。

 

ところで矯正治療も種類があるのを御存知でした?
矯正治療のイメージは「永久歯を4本抜歯して針金をつける」イメージが強いですよね。

でも永久歯を抜く必要がない方法もあればどうでしょうか?
迷いますよね?

そこで価値観が出てきます。
1、永久歯は必要だし抜かなくてよければ抜きたくない
2、抜くのは恐いし痛いから抜きたくない
どうでしょうか? 同じ「抜きたくない」でも価値観が違います。
つまり、自己投資という目的で抜きたくないのか? 痛いのがイヤだから抜きたくないのか?
まったく違いますよね。
健康にフォーカスをすれば抜かない方がいいでしょうね。
痛いのがイヤな人は痛くなく抜いてくれる医院を探すべきです。

こんな歯並びのお子さんが来ました。キレイに歯を並べるには永久歯を4本抜く必要があると言われたそうですが、抜かなくてもいい方法があるのかセカンドオピニオンとしての来院です。

説明の結果抜かない矯正方法を選択しました。萎縮した顎を実年齢の成長に近づける装置です。

まだ完全ではありませんが何とか前歯4本が並んできました。
このままいけば永久歯を抜く必要はありません。

お母さんめっちゃ喜んでました~♪

どうですか?
同じ医療でも患者さんの価値観のタイプによって行くべき医療機関が変わってきます。
自分の健康に対する価値観をよく知ったうえで、あなたの希望をかなえてくれそうな医院を選んでくださいね。