本当は嫌いです。

最近感じるのは保険診療を選択する患者さんが増えていることです。

保険診療は国民がどなたでも平等に医療を受けられるサービスですが、
私は保険診療とは必要最低限な治療を受けることができる「権利」だと認識しています。

つまり、その疾患に最適で最高な治療法があっても、保険治療は国が定めたルールなので受けられないんです。
良い治療をしたければ保険は使えないということです。
歯科においては後戻りができない治療がほとんどなので、よく考えて行動してほしいのです。

例えば、削った歯は元に戻せますか? 神経をとった歯は元に戻せますか?
そんなことができたら魔法使いですよね。

だから歯科治療はファーストチョイスでの治療の選択肢が将来を左右するのです。
だから私は保険診療は好きでないのです。
間違っても家族には保険診療はすすめません。

これに異論する歯科医師はまず、いないと思うのですが・・・

さて、それでも保険診療をしなければいけません。
虫歯です。
でかい虫歯です。
削りたくありませんが、麻酔をして治療開始です。

深い!
神経が出ちゃう!!!
高速切削器具タービンは使いません。
直ぐに神経がダメになります。
少しづつですが、神経が出ないように作業していきます。

神経はギリギリ出ませんでしたが、透けて見える状態でした。
丁寧にすると30分以上はかかってしまいます。
疲れます
ドックベストであれば、こんな思いもしなくても済むのですが。

今のところは症状が無いので様子見ですが、本当の虫歯の成り立ちを勉強した先生ならどんなに丁寧に虫歯を削っても象牙細管に浸透した細菌を殺菌することができないことを知っています。

こんな治療を繰り返すよりも、虫歯にならない環境を作り出し、
虫歯になった歯はダメージを与えないような治療をした方が良いとは思いませんか?


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