何を言うかより誰が言うか。

日頃思うのですが、どんなにいいことを言っても「話の内容」よりも「話をしている人」のほうが重要視されるということ。
例えば大学教授やTVに出てくる御用学者が間違った発言をしても、ほとんどの人は無条件で信じてしまうということ。
情報弱者か本物を見極める力がないのか。
見極めやすい方法の一つに発信者の真の目的、隠されたメッセージを知る力をつけることです。
これができてくると、どうでもいい健康情報や学会は行く気が無くなります。(だって嘘だから)

今回は内海聡先生の投稿をそのまま頂戴いたしましたが、最後の方に「ちなみに虫歯が口の中の菌で起こるというのも部分的には嘘ですが」とありますが私も同意見です。 虫歯の発生原因が間違っているので、いつまでたっても虫歯の撲滅には至らないわけです。

メタボリックドミノが正しいと仮定するならば、虫歯と歯周病の原因は「菌」じゃないよね?

 

腸内細菌が体にいいという嘘  内海聡先生

日本人がよく言う代表的な嘘に腸内細菌は体にいいとか、善玉菌は体にいいとか、発酵食品は身体にいいなんて嘘がありますね。もし単純に発酵食品だけが体にいいのなら、なぜ江戸時代以前の日本ではあれほど早くヒトが死んでいたのでしょうか?まあ、他にも要素は沢山あるのですが、とにかく日本人は何かにすがるのが好きなので、腸や菌が健康とか肌とか美容に関係しているとはわかっていても、腸や菌をどうとらえたらいいかの基本を知りません。

これは単に菌が良いとか悪いという話ではありません。たしかに菌という存在自体は健康というキーワードに対して、一定の意味は持つでしょう。腸は消化だけでなくホルモン分泌、免疫調節、造血機能などさまざまな機能を備えていることも事実です。そもそも腸は脳よりも先に作られる臓器であり、働きは脳に匹敵します。そして昨今死因の第一位は大腸癌が多いですが、腸の機能を落とす生活ばかりをしているからになります。

腸内細菌は説にもよりますが数百兆個とも言われています。腸内細菌と言えば善玉菌とか悪玉菌とか言われますが、これが一番の嘘概念です。つまり発酵食品は摂れば摂るほど体にとっては悪いことであり、ビフィズス菌を摂れば摂るほど体にとっては悪いことであり、乳酸菌を摂れば摂るほど体にとっては悪いことであり、万能酵母菌なんてものは論外中の論外なのに日本人は頼ってしまうわけです。これらは確かにその時だけ病気が良くなる可能性はありますがね。

人間の便には1g当たり1兆個の細菌がいるといわれ、便の量自体も減っていることが統計的にわかっていて、ある説では戦前は一日平均300gで現代は200g~150g程度に便も減っています。皮膚は洗い過ぎれば洗いすぎるほど病気になることもわかっており、あるデータでは皮膚病の1/3は洗い過ぎだったそうです。O-157は米、日、仏、英、カナダ、北欧等の清潔な国にしかありません。ちなみにうんこというのは食べカスではなく腸内細菌の死骸と腸粘膜の死骸が大半です。

では腸内細菌がどうとか善玉菌を摂ると健康になるとか発酵食品を摂ると健康になるとかの、何が嘘なのでしょう。これは生物体をよく観察すればわかることですし、腸が善玉菌だらけだと病気が増えるという研究がちゃんとあります。さらにいえば「生きたまま腸に届く」などは最低の極みであり、それが大企業の商品であれマルチなどで売っているカプセル入りの菌製剤であれ、すべて体に悪いということになります。本来口から入るビフィズス菌が生きたまま腸に届くわけありません。胃酸で殆ど全部死にます。

ちなみに中南米やメキシコ人の便は大きいというデータがありますが、彼らは世界でも有数に食物繊維を多くとっている一つ民族です。食物繊維は腸内細菌の餌であり便が大きくなる、便の大きさと自殺率が反比例しているとも言われます。そうすると菌が多く自殺率が低いなら結構なことではないかとなりそうですが、事はそう単純ではありません。たとえば中南米やメキシコは自殺率は確かに低いですが他殺率がきわめて高いのです。

この要因を腸内細菌だけでは説明できませんが、研究にてらしてだけ考えるなら菌が多いほど人を殺すことになります(というより他罰的になる)。腸内細菌が脳内ホルモンの前駆物質を作っているということに関係しているといいますが、これは私が研究してきた精神薬や麻薬や覚せい剤の話になり、セロトニンやドーパミンというのは非常に危険なホルモンであることを忘れてしまっているのです。同じじゃありませんがこれらのドラッグや精神薬と腸内細菌でさえ共通項があります。

では逆に腸内細菌がないといいのかというとそんなわけではありません。腸内細菌がいるマウスといないマウスの実験では、腸内細菌がいないマウスは非常に攻撃的になることがわかっています。ただ、こういうのを研究者がみると攻撃的=悪としかとらえませんが、攻撃的にならない=奴隷であるとも表現できますので、ここにさえ善悪はないのです。こういうところは、日本人の奴隷ぶり=善玉菌主義=島国根性=根暗=出る杭を打つ=体制になにをされてもおとなしいと通じてきます。

つまり微生物や寄生虫というのは人を健康にする作用を持っている一方で、非常に人間を従属的にさせる作用があるともいえます(そういう研究もあります)。藤田紘一郎氏などは『脳は騙されやすいが胃腸は原始的、生存的なのである。』と述べますが、その原始的な臓器に人為的なことを施すことで何が起こるのかを想像しなければなりません。とりあえず病気に強化乳酸菌製剤を飲ませると悪化するなどという論文は序の口です。正露丸がダメなのも同様です。

本来腸内細菌は腸内細菌は本来白血球などの糖鎖と相性の良い糖鎖を持った菌が定住するのですが、発酵食品などの乳酸菌は小腸上部でほとんどが死滅、腸管に到達するのは「少量の生菌だけであり大半は死菌であることこそが重要で、しかもそれが毎日入れ替わることが重要なのです。腸管に到達した生菌は健康体であれば、殆どが排泄され定住はしません。もっといえば腸内の菌に栄養を与えるといって果糖だ砂糖だ食物繊維を与えすぎることも危険なのです。

菌が育つから果糖や砂糖を菌に与え、菌は病気にならないから果糖や砂糖は害ではないというのも安直な嘘です。これは単細胞生命体と多細胞生命体の区別が出来ていません。ちなみに発酵するから安全で腐るから危険というのも嘘で、確かにそのまま食べれば危険ですが、腐ることは生物界ではむしろ多くなければいけないことです。サバンナでも生物は腐ってばかりで腐ることこそこの世界では重要なのです。だから腐=肉食だから体に悪いという安直な発想も噓というよりありません。

さすればどう考えればいいのでしょう。結論的には実は簡単であり善玉菌は善ではなく悪玉菌は悪ではないこと、腸内細菌叢(フローラ)というのはその比率こそが重要であり、いかに多種な菌がいるかといかに悪い(と人間が思い込んでいる)菌がたくさんいるかが、健康への秘訣なのです。人間が良いと思い込んでいる菌は植物性食品を好み、悪いと思い込んでいる菌は動物性食品を好みます。菌がどうたら言う人は必ず肉が悪いとかいう嘘を言いますよね。

食学がそう単純ではないように菌の科学もそんな単純ではありません。これらを総合すると自分が食べている食材の比率(動物性が多いか植物性が多いか)を自分の菌層にあわせること、善玉より悪玉を多めに飼うことが重要なのです。だから発酵食品が健康につながるではなく発酵食品=善玉菌を摂ってもいいが、悪玉菌も同じかそれ以上にとるのがいいわけです。逆に善玉がもちろん悪いわけではなくこれこそバランスであり、ひたすら悪玉だけになっている人は善玉を多めに一時的に摂る必要があります。

発酵食品が悪なのではなく善なのでもなく、必要かどうかの見定めが第一であり、次には発酵食品を摂るのと同時に悪玉菌を養う食べ方や悪玉菌自体を取り入れることが並行して必要なのです。でも世の中では発酵食品を摂れば健康になれるという嘘、万能酵母菌という嘘しか流行っていません。だいたいちょっとでも考える頭があれば、一方の菌であるに過ぎないものを「万能」であるなどと表現するなど、恥ずかしくてとてもできない事です。皮肉なだけならいいのですがねえ。

ちなみに虫歯が口の中の菌で起こるというのも部分的には嘘ですが、こうやって世の中には嘘だけが広がっており、しかもその嘘は自称覚醒者が広めていることが多いわけです。その人が嘘つきかどうかは歯に詰め物があるか虫歯があるかでだいたい判断できます。人間は虫歯にはなりません。ああ、そういえば納豆が体にいいと思い込んでいる人も多いようですが、納豆菌は非常に危険な菌でもありますので食べ過ぎにはご注意くださいね。

そんな理由で私はYM菌を扱っているのですよ。

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